ロッテ井口監督、決めきれない打線に苦言「1本出ないと上に行けない」

ロッテ・井口監督【写真:荒川祐史】
ロッテ・井口監督【写真:荒川祐史】

延長12回1死三塁のサヨナラ機を生かせず、2回以降無得点「投手陣が踏ん張ったが…」

■ロッテ 2-2 オリックス(2日・ZOZOマリン)

 ロッテは2日、本拠地ZOZOマリンスタジアムでオリックスと対戦。初回、マーティンの2試合連続10号2ランで先制するものの、直後に2点を失うと、その後両チーム譲らず2-2のまま延長戦へ。そのまま決着はつかず、4時間29分の熱戦は引き分けに終わった。

 ロッテは初回、1死一塁から3番・マーティンの2試合連続となる10号2ランで2点を先制。しかし2回、1死一塁から6番・安達の打球を、併殺を狙った遊撃・藤岡が二塁へ悪送球。さらに先発・土肥の暴投が重なり、1死二、三塁とピンチを広げると、佐野の遊ゴロと西浦の適時打で2点を返され、同点とされた。

 その後、両チームともに好機を作るもののあと1本が出ず、2-2のまま延長線に突入。ロッテは負けがなくなった延長12回、相手の失策と暴投で1死三塁の好機を迎えたものの、鈴木が二ゴロ。マーティン申告敬遠の後の代打・清田は三振に終わり、引き分けに終わった。

 試合後、井口監督は「投手陣が踏ん張ってくれましたが、打線が投手陣を援護できなかった。なんとか引き分けに持って行ったが、こういうところで1本が出ないと上に行けない」と、6回以降、オリックス打線を無安打に抑えた投手陣を評価しつつも、打線には苦言を呈した。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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