田中将大は8敗目も「やりたいこともできている」POまで1か月間の課題語る

本拠地でのレンジャーズ戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
本拠地でのレンジャーズ戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

スプリットが勝負球に6回103球で7安打2失点、5奪三振2四球

■レンジャーズ 7-0 ヤンキース(日本時間3日・ニューヨーク)

 ヤンキースの田中将大投手は2日(日本時間3日)、本拠地のレンジャーズ戦に先発し、6回7安打2失点。チームは0-7で完封負けを喫し、8敗目(10勝)となった。試合後は囲み取材を行い、その様子を地元テレビ局「YESネットワーク」がツイッターに投稿した。

 6回103球(ストライク68球)を投げ5奪三振2四球。粘りの投球で球数を要する投球となったが、田中は「(球数を投げさせられたという)そういう印象は自分の中にはないですかね」と淡々と語った。また投球内容についても「スライダーはそこまでよくなかったですけれど、スプリットはよかったと思います。それが今日の登板では大きな支えになりました」と話している。

 初回からマザラの犠飛で先制を許すと、5回先頭のトレビーノには右越え2号ソロを浴びた。5回までは毎回ランナーも背負ったが、「ランナーを出しながらでしたが粘り強く投げることができたかなと思います」と前向きだった。

 チームがア・リーグ東地区で2位レイズに9ゲーム差の首位に立つ中、プレーオフまで約1か月まで迫っているが、田中は「シーズン始まって最初の数か月のことを考えれば状態は間違いなく変わってきているし、そういう中で自分のやりたいこともできてきている。投球の中で我慢強く投げることだったりができてきている。これをしっかりと残りのシーズンもやっていくということが大事かなと思います」と意気込みを口にした。

(Full-Count編集部)

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