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【U-18W杯】守備位置変更でスーパーR進出の日本、この先はどうするべき? 専門家は…

韓国・機張(きじゃん)で行われている「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(全試合テレビ朝日系列・BS朝日・AbemaTVで放送)で、侍ジャパン高校日本代表は4勝1敗でオープニングラウンド突破を決めた。最終戦となった3日のパナマ戦は石川(東邦)の決勝3ラン、西(創志学園)の好投などで5-1で6回途中降雨コールド勝ち。前日の台湾戦では守備のミスが響いて敗れた日本は布陣は変えて臨み、見事に勝利を掴んだ。

「選手選考のバランスとしては、もっと外野手を入れておけば…」

 また、同じように本職ではない選手が守ることで不安定だった外野の守備については、パナマ戦の途中から宮城(興南)を左翼で使ったように、投手を入れるのも1つの手ではないかと野口氏は指摘。それだけ、慣れない海外の球場での外野の守備は難しいという。

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「宮城のほうが安心して見ていられましたね。打撃のいいピッチャーは打者として出るときは外野を守ることが多いので、こういう使い方もいいのかなと思います。私も選手時代、韓国ではなく台湾に行ったときに、ナイターが薄暗くて、かなり大変だったことを覚えていますので、内野手の選手が守ったら難しいと思います。ただ、選手選考のバランスとしては、もっと外野手を入れておけば、とは思いますね。雨さえ降っていなければもっとできたのでしょうけど……」

 外野手登録の選手は2人というメンバー構成で今大会に臨んでいる日本。今後は外野の布陣も間違いなくポイントの1つになってくる。

 この試合では投の西、打の石川と勝利の立役者となった2人を絶賛した野口氏。どちらもプロからの評価は確実に上がっているといい、特に西については今後の起用法が世界一への鍵になってくると期待する。ただ、やはり日本が最も重視しなければいけないのは、ミスを減らすことだろう。スーパーラウンドでは、すでに韓国と対戦することが決定。オープニングラウンドA組は他にカナダ、オーストラリア、オランダに突破の可能性が残されており、このうちの2チームとも対戦することになる。

「オーストラリアはいつも投手力が高い印象がありますが、(スーパーラウンドの相手は)どこも似たようなチームになりそうです。韓国もどちらかというとパワー野球で、対米国のような形になります。ただ、ここから先は慎重な戦いになり、力も拮抗してくるので、どの試合もロースコアになる可能性が高い。ロースコアになるなら、なおさらミスに気を付けなければいけない。そう考えると、やはり今日の布陣で行くのがいいのではないかと思います」

 日本らしく、高い投手力を生かした守りの野球で厳しい戦いを勝ち抜きたいところだ。

U-18W杯のオープニングラウンド試合日程は以下の通り(※全試合BS朝日・AbemaTVで放送予定)。

8月30日(金)日本vsスペイン 4○2
8月31日(土)日本vs南アフリカ 19○0
9月1日(日)日本vsアメリカ 16○7
9月2日(月)日本vs台湾 1●3
9月3日(火)日本vsパナマ 4○1

(Full-Count編集部)

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