鷹が3連勝! デスパ2発など4発快勝、2戦連続で一発で全得点 楽天、連敗でV争い後退

ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ【写真:荒川祐史】
ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ【写真:荒川祐史】

デスパイネは初回に31号ソロを放つと、8回には通算150号となる32号ソロ

■ソフトバンク 5-1 楽天(4日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクが3連勝で単独首位の座を守った。4日、本拠地ヤフオクドームでの楽天戦。初回に中村晃、デスパイネ、4回には松田宣、8回には再びデスパイネと一発攻勢でリードを広げると、先発のミランダら投手陣が楽天の反撃を1点に食い止めて逃げ切った。

 満塁のピンチを凌いだ直後の初回の攻撃。先頭の牧原が左前安打で出塁すると、続く中村晃が右翼ホームランテラス席への3号2ランを放ちいきなり3点を先制した。さらに1死からデスパイネが右中間スタンドへ31号ソロ。幸先良く3点を先行すると、松田宣が4回に27号ソロを放ち加点。8回にはデスパイネがこの日2本目、通算150号となる32号ソロを放った。4発で5得点。2試合連続で本塁打で全得点を奪った。

 3本の本塁打で4点を奪うと、投手陣がこのリードを守った。先発のミランダは初回制球が定らず、2死満塁のピンチを招いたが、下水流を二飛に打ち取りピンチを脱出。2回に辰己にソロを浴びたが、失点はこれだけ。不安定な内容ながら、6回103球、4安打3四球7奪三振で1失点に封じて7勝目をマークした。7回からは甲斐野、モイネロ、森のリレーで逃げ切り、3連勝を飾った。

 楽天は首位ソフトバンクに2連敗を喫し、その差を6.5ゲーム差に広げられた。先発の則本昂が初回の2本塁打など、3発を被弾して4失点。打線もソフトバンク投手陣の前に辰己のソロ本塁打の1点のみに抑え込まれた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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