【U-18W杯】台湾が韓国を撃破、スーパーR初戦は快勝発進 韓国は完敗で決勝進出へ“黄信号”

優勝候補として挙げられるU18台湾代表【写真:荒川祐史】
優勝候補として挙げられるU18台湾代表【写真:荒川祐史】

台湾は注目右腕が好投し2勝1敗に、1勝2敗となった韓国は日本と米国との対戦を残す

■台湾 7-2 韓国(5日・機張)

 韓国・機帳(きじゃん)で開催されている「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(全試合テレビ朝日系列・BS朝日・AbemaTVで放送)は5日、スーパーラウンドがスタート。台湾は初戦で開催国の韓国を7-2で破り、快勝発進を切った。一方、6度目の優勝を目指す韓国は日本、米国との対戦を前に決勝進出に“黄信号”が灯った。

 台湾は2回、5安打を集めて3点を先制。3回に1点を返されるも、5回に2点、6回には2点を奪って6点リードとした。韓国投手陣に11安打を浴びせて7点を奪取。投手陣はMLB球団も注目する右腕チェン・ポユが6回4安打1失点7奪三振と好投するなど、2投手で韓国打線を5安打2失点に抑え込んだ。

 スーパーラウンドではオープニングラウンドで違う国だった3か国と対戦。オープニングラウンドで同じ組だった相手との対戦成績が引き継がれるため、韓国とカナダに勝っているオーストラリアが2勝、日本、台湾、米国、韓国は1勝1敗、カナダは2敗でスタート。オープニングラウンドで日本を5回降雨コールドで破った台湾はこれで2勝1敗とした。

 一方、韓国はオープニングラウンドA組を4勝1敗の首位で突破したが、これでスーパーラウンドの戦績は1勝2敗に。6日に日本戦、7日に4連覇中の米国戦を控えており、上位2チームの決勝進出へ向けて厳しい状況となった。米国はオーストラリアを2-1で下し、両チームともに2勝1敗となった。

 オープニングラウンドB組を首位で通過した野球日本代表「侍ジャパン」高校代表は、悲願の初優勝へ向けて18時からカナダとのスーパーラウンド初戦に挑む。

(Full-Count編集部)

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