昨年はオリ吉田正、阪神大山が“首位打者” ペナントの鍵を握る今年の“9月男”は?
巨人は坂本勇、DeNAはソト&宮崎が昨年9月に好調
【セ・リーグ】
1 大山悠輔(神)94打 39安 9本 23点 3盗 率.415
2 アルモンテ(中)77打 31安 2本 17点 0盗 率.403
3 坂本勇人(巨)72打 27安 4本 7点 1盗 率.375
4 ソト(De)74打 27安 10本 22点 0盗 率.365
5 ビシエド(中)84打 30安 4本 14点 2盗 率.357
6 雄平(ヤ)85打 30安 4本 18点 0盗 率.353
7 宮崎敏郎(De)78打 26安 4本 9点 0盗 率.333
8 糸原健斗(神)91打 30安 0本 9点 2盗 率.330
9 青木宣親(ヤ)80打 26安 3本 14点 1盗 率.325
10 大島洋平(中)86打 27安 1本 9点 4盗 率.314
阪神・大山は金本前監督の起用に応え、昨年9月に打率4割超の活躍。今季の4番起用につながったが、9月4日時点では12本塁打68打点、打率.259と抜擢に応えているとはいえない成績だ。奮起が求められる。中日はアルモンテ、ビシエドと外国人が好調だった。今季もビシエドは首位打者を狙う。
首位の巨人では坂本勇が好調だった。故障から復帰してチームを引っ張り、DeNAとの競り合いに勝ってポストシーズンに進出した。
DeNAではソトと宮崎が好調だった。今季は宮崎が故障で戦線離脱している。
昨年は広島の選手が10傑に入っていなかった。西川龍馬が打率.307、1本塁打、10打点。鈴木が打率.269、4本塁打、13打点だった。CS進出をキープして上位2チームを追撃するには2人の活躍が不可欠だろう。
(広尾晃 / Koh Hiroo)