ダルビッシュ、7月上旬から右前腕部に張り 投手コーチ「早めに降板させられれば」

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

5、6回になると右腕に“不快感”が…

■ブルワーズ – カブス(日本時間8日・ミルウォーキー)

 右前腕部の張りで1日(日本時間2日)の先発を回避したダルビッシュ有投手が、7日(同8日)の敵地ブルワーズ戦に先発する。地元紙「シカゴ・サンタイムズ」は、ダルビッシュが7月3日の登板から張りを感じていたことを明らかにし、今後の登板についても状態を注意深く管理する必要があると指摘した。

 同紙によると、ダルビッシュが右前腕部に張りを感じたのは球宴前最後の登板となった7月3日のパイレーツ戦。球宴後の9度の登板では常に5回、もしくは6回に差し掛かると右腕に“不快感”が生じてきたという。球宴後の9試合で55回1/3を投げて41安打72奪三振3与四球自責点12の活躍。抜群の制球力で復活を遂げたダルビッシュだが、その右腕には負担がかかっていたようだ。

 トミー・ ホトビー投手コーチは「彼は昨年よりすでに112イング多く投げている。感覚や投球数をよく観察することが重要だ。もしを早めに降板させることができれば、それは素晴らしいことだと思っている」と説明。球数を管理して、状態を注意深く見極めて登板させる考えを示した。

 ただ、ダルビッシュは前向きにとらえている。「去年は怪我の影響で40回くらいしか投げていないけど、過去13年間でたくさん投げてきたので心配はしていない」。

 今後の起用法が注目される。

(Full-Count編集部)

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