鷹・武田、先発連勝&チーム連敗阻止へ「何も考えず、1イニング1イニング」

ソフトバンク・武田翔太【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・武田翔太【写真:藤浦一都】

千賀のノーノーも刺激「素晴らしかった」

■ソフトバンク – ロッテ(8日・ヤフオクドーム)

 7日に連勝が5でストップしたソフトバンクは、武田翔太投手がチームの連敗阻止に向けて8日のロッテ戦(ヤフオクドーム)に先発する。

 9月1日の西武戦でチームの連敗を5で止めた武田。今回は連敗阻止の役目を担って本拠地のマウンドに上がる。その西武戦では、強力打線を相手に6回無失点の好投を見せた。「感覚はいい。引き続きその感覚を持続するだけ」。この1週間の調整では何も変えることなくコンディションの維持に努めたという。

 8月25日のロッテ戦(ZOZOマリン)では5回を1失点に抑えながらも勝敗はつかなかった。8月に先発に復帰して3試合で19イニングを投げて失点は3点、1点、0点と右肩上がり。「“間(ま)”が良くなった。コンマ何秒の話ですけどね。それで粘りが出てきたと思います」と手応えを見せている。

 千賀滉大が6日にノーヒットノーランを達成した。「素晴らしかったですね。やるとは思っていたけど、みんな黙っていたので僕も口にはしませんでした」と大きな刺激をもらった。8日の登板については「何も考えず、とにかく1イニング1イニング、ですね。チームが勝てればそれでいいです」と、チームファーストの精神でロッテ打線に挑む。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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