大谷が左翼へムーンショット、米専門家は脱帽「左打者で、あんな遠くまで…」

久々となる17号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
久々となる17号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

メジャー自己最多5打点で勝利貢献「左打者ですが、あんな遠くまで運びましたよ」

■エンゼルス 8-7 Wソックス(日本時間8日・シカゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、敵地ホワイトソックス戦に「4番・DH」で先発出場。3回の第2打席で15試合ぶりとなる17号本塁打を放った。メジャー通算132勝のエンゼルスOBは「ショウヘイ、復活です!」と絶叫し、二刀流のスランプ脱出を確信。5打数3安打、メジャー自己最多5打点と躍動し、8-7での勝利に大きく貢献した。

 今季初の4番でスタメン出場した大谷のバットが火を噴いた。初回に先制の2点二塁打を放つと、2-2で迎えた3回も無死一、三塁のチャンスで打席へ。1ボールから先発右腕コビーの2球目の高めのツーシームを完璧に捉え、左越えへ17号3ランを描いた。

 ロサンゼルスで試合を中継していた地元テレビ局「FOXスポーツ・ウェスト」で解説を務めるエンゼルスOBの元投手、マイク・グビザ氏は「5-2のリードのうち5打点! ショウヘイ、復活です! ここ2試合で二塁打2本、三塁打、そして、ホームラン。3回ですでにムーンショットと5打点です!」と復活を宣言した。

 大谷のビッグフライは8月18日(同19日)の本拠地ホワイトソックス戦以来、15試合58打席ぶり。9月初アーチで、前日のマルチ安打の活躍までスランプが続いていた。だが、この試合では5打点の大暴れとなった。

「高いファストボールはプレートから逃げていきました。それをパワーで左翼に運びました。反対方向にかっ飛ばしました。左打者ですが、あんな遠くまで運びましたよ。5打点はキャリアハイです。ショータイム復活だ!」

 グビザ氏はスラッガー大谷の完全復活に大興奮だった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY