ダルビッシュの“復活投”を監督絶賛 5回72球降板は「突然痛みを感じるかも」

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

マドン監督の説得で予定通り5回72球で降板「『まだ投げたい』という気持ちはいいことだと思うが…」

■ブルワーズ 3-2 カブス(日本時間8日・ミルウォーキー)

 ダルビッシュは7日(日本時間8日)の敵地ブルワーズ戦に中10日で先発し、5回3安打1四球7奪三振、無失点で降板。72球での降板となったが、右前腕部の張りから復活した右腕をジョー・マドン監督が絶賛している。地元放送局「NBCスポーツ・シカゴ」が伝えた。

 球宴後からは5、6回に差し掛かると違和感が出るという状態だったことから、1日の本拠地ブルワーズ戦の登板を回避。トミー・ホトビー投手コーチは「早めに降板させることができれば」と慎重を期する考えだったが、その故障を感じさせない好投。試合後、マドン監督は「彼は素晴らしかったよ」と投球内容を褒めながら、こう語ったという。

「彼は投げ続けたかったようだけど、僕が彼に『5回で75球というのが、目安だと話したよね。そして、ほとんどそれに近づいた。君の『まだ投げたい』という気持ちはいいことだと思うが、(このまま投げ続けて)6回になって、突然、痛みを感じることがあるかもしれない。そうすると、せっかくここまでいい感じできたのに、全てが台無しになってしまう』と言ったら、彼はそれを受け入れてくれたよ。彼は今夜は本当に良かったね」

 ダルビッシュもこの降板には不満なく、今後のことを考えて「理解できる」と語ったという。また同メディアはマドン監督がダルビッシュが今回登板まで中10日と空いたために「メカニックが少しオフだ」と課題についても言及していたと伝えた。

(Full-Count編集部)

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