大谷翔平、先制打で2戦6打点 監督「いいスタート切れた」も…その後3は三振

先制タイムリーを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
先制タイムリーを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

3試合連続打点で先制点をもたらすも、エンゼルスは逆転負け

■Wソックス 5-1 エンゼルス(日本時間9日・シカゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地でのホワイトソックス戦に「3番・DH」で出場し、1回の第1打席で適時左前打を放ち、2試合連続の打点を付ける3試合連続安打とした。しかし、その後の打席で3連続三振を喫し打率を.292に下げた。

 前夜に3安打を放ち自己最多の5打点を稼いだ大谷は、1死二塁で迎えた第1打席で先制の適時左前打を放った。相手先発右腕のシーズの内角カーブを捉える巧打で2試合で6打点と前夜の勢いを止めなかった。

 しかし、2回1死満塁の絶好機にはカウント3-1から4球ファールで粘りながらも最後は同投手の外角高めの158キロ速球にバットが空を切った。5回と8回の打席でも2人の左腕から見逃しと空振りの三振。結局、エンゼルスは大谷の先制点のみで敗れ連勝は2でストップした。

 前夜にサイクルに王手をかける大活躍を見せた大谷。先制点を叩き出したがその後が続かなかった。しかし、オースマス監督は「(3番手の)バマーは今季一番のいい球を投げていた。右打者でも苦しんでいたのだから特にショウヘイが苦しんでいたとは思わない。先制点を叩き出していいスタートを切れた試合だったじゃないか」とねぎらった。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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