鷹、ロッテに8勝17敗で今季対戦終了 ブルペンデーで惨敗、工藤監督「四球が…」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

獅子と0.5差で首位決戦へ「1試合1試合集中してやるだけ」

■ロッテ 11-6 ソフトバンク(9日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクは9日、ロッテに惨敗。ブルペンデーとして6人の中継ぎ陣でつないだが、序盤から失点を重ねた。今シーズンのロッテ戦はこれが最終戦。対戦成績はソフトバンクの8勝17敗と大きく負け越した。

 ソフトバンクはブルペンデーとして松田遼馬が先発。しかし、2番手の椎野新と2人で3回を5失点。その後も奥村政稔、杉山一樹が四球を出しては失点を重ねた。打線は松田宣浩、牧原大成、甲斐拓也のタイムリー、グラシアルの2ランなどで6点を奪ったが、失った点があまりにも多かった。

 工藤公康監督は「打たれることはね……。四球が半分以上(失点に)絡んでいるから、これがもったいなかった」と、4投手での与四球10を嘆いた。

「それでも攻撃陣はしっかり点を取ってくれたんでね」と、意地を見せた打線を評価。自打球を当てながらヒットを放ち、直後の甲斐拓也の二塁打で激走を見せた明石健志については「本人が大丈夫ということだったので代走は送らなかった。(諦めない姿勢は)すごく良かったと思います。拓也くんも途中から出て2安打打っていますしね」とした。

 ホーム7連戦を5勝2敗と勝ち越したものの、2位の西武とは0.5ゲーム差。11日から運命の直接対決を迎えることになる。「とにかく1試合1試合集中してやるだけです。切り替えてやりましょう」と、多くを語ることなく会見を切り上げた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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