大谷翔平に感謝―98年ぶり快挙の“二刀流右腕”「間違いなく彼が可能にした」

ほぼ全球団が大谷の獲得を目指したことで…「二刀流に対するプランをすでに持っている」

 大谷は2017年オフにポスティングシステム(入札制度)を利用してのメジャー挑戦を表明。労使協定で25歳未満の海外フリーエージェント選手はドラフト指名選手のように初めはマイナー契約しか結べなかったため、“格安”で獲得することができた。同紙は「大金が必要なかったため、全30球団がオオタニに興味を持っていた」と指摘。そして、「オオタニの要望は二刀流としてプレーすることだった」とも伝えている。ローレンゼンは、大谷が大金を捨てて海を渡ってきたからこそ、メジャーでも二刀流でのプレーが可能になったと見ているのだ。

「ビジネスではお金がものを言うよね? ビジネスなんだ。彼はメジャーに早くやって来たことで、球団に1億9500万ドル(約208億円)のディスカウントをした。フロントは『彼はエリート選手だ。2億ドル(約214億円)の価値があるが、早くこっちにやって来る』と言わざるを得ないよね。どの球団も彼を欲しがったから、彼は球団を選び、自分のやりたいことができる立場にあったんだ」

 記事の中で、ローレンゼンはこのように言及。さらに「フロントは考え方を変えざるを得なかった。ショウヘイの起用法についてプランを考えた。全球団がそうしたから、二刀流に対するプランをすでに持っている。だから、今では、二刀流ができる選手がいるなら、やらせてみようとなったんだ。それが可能になったのは間違いなく彼のおかげだよ」と続けている。つまり、大谷を獲得しようとしたほぼ全球団がその時に二刀流の起用法を考え、準備したことで、現在は他の二刀流選手たちもプレーしやすい環境ができているというのだ。

 昨季開幕直後、大谷が二刀流として投打で衝撃的なパフォーマンスを見せたことで、米国には二刀流を目指す選手も増えたとされている。今季は打者のみでの出場が続く大谷だが、来季は投手としても復活予定。そこでどんな成績を残すかで、また米球界の“空気”も変わってきそうだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY