西武快勝で鷹とゲーム差なし、“20発5人衆”誕生&松本航7勝! ロッテは連勝止まる

6回に2ランホームランを放った西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】
6回に2ランホームランを放った西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】

秋山が20号でパ史上初の“純国産”20発クインテット誕生、森も97打点目

■西武 6-1 ロッテ(13日・メットライフ)

 西武は13日、本拠地・ロッテ戦に6-1で勝利し、マジック12が点灯している首位ソフトバンクにゲーム差なしに迫った。初回に中村のタイムリーで先制すると、3回には森のタイムリーなどで3点を追加。さらに、6回には秋山が20号2ランを放ち、突き放した。同一チームで5人以上が20本塁打を記録したのはパ・リーグ史上7度目で、日本人選手だけでの達成は史上初の快挙となった。

 初回、西武は1死一、三塁の好機を作り、中村が左前に運ぶ先制打。リーグ打点王の一打で幸先よく先制した。3回は1死三塁で森が右翼へ運ぶタイムリー。これが今季97打点目となった。さらに、2死一、二塁として外崎が左前は運ぶタイムリー。外崎が一二塁間で挟まれている間に栗山も生還し、この回3点を奪った。

 そして、6回には2死から金子侑が左前打で出塁し、二盗に成功。ここで秋山が右翼スタンド上段に運ぶ20号2ランを放ち、6点差として試合を決めた。秋山は自身3年連続の20号。西武は今季、山川(41本)、中村(29本)、外崎(24本)、森(21本)とすでに4人が20本塁打を超えており、秋山で5人目。チーム20本塁打以上を5人が記録したのは、1970年のロッテ、1971年のロッテ、1980年の阪急、1990年の近鉄、2001年のダイエー、2008年の西武に続いてパ・リーグ史上7度目で、日本人選手のみでの達成は史上初となった。

 先発の松本航は初回先頭の荻野に左前打を許すも、ここから四球は出しながらヒットは打たれず。2回から6回まで無安打に抑えた。7回は2死から四球とレアードの内野安打で一、三塁とされたが、代打・清田を三ゴロで無失点。7回2安打無失点8奪三振5四球の好投で7勝目(3敗)を挙げた。8回に國場が1失点、9回は小川が2死満塁のピンチを背負ったものの、最後は守護神・増田が締めた。

 ロッテは打線が松本航に抑え込まれて連勝は「3」でストップ。2位西武とのゲーム差は「6.5」に広がった。

(Full-Count編集部)

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