巨人が2連勝でM6、先発・山口がリーグ最多14勝&2桁奪三振 広島は連勝ならず

巨人・原監督【写真:Getty Images】
巨人・原監督【写真:Getty Images】

リーグトップの今季175奪三振で7回1失点好投

■巨人 5-1 広島(13日・東京ドーム)

 巨人は13日、本拠地広島戦に5-1で勝利した。先発した山口俊投手は7回2/3を投げ、4安打10奪三振3四球1失点と好投し、リーグトップの14勝目をマーク。チームは2連勝で優勝へのマジックナンバーを6とした。

 山口は初回、3番の鈴木を148キロ直球で見逃し三振にとると、続く2回は松山、長野、安部と3者を空振り三振に。さらに3回も広島のドラフト1位ルーキー、小園を空振り三振に斬った。4回には先頭、菊池涼を空振り三振に抑えるも、1死から松山に左前適時打を打たれる。しかしその後は長野、安部と空振り三振。5回にも無死一塁から小園をフォークで空振りと、三振を積み上げた。

 さらに7回、2死一、二塁から代打・坂倉をフォークで空振り三振にとると、ガッツポーズ。これで今季通算175奪三振とし、リーグトップだった今永の173奪三振を上回った。

 打線は初回から岡本の左前適時打で先制し、3回には広島の先発・九里の押し出し死球で追加点。4回にも阿部の9月初打点となる右前適時打が飛び出した。また7回も阿部から2者連続の四球などで1死一、三塁とすると田中俊が右前適時打。さらに三塁手、メヒアの悪送球の間に1点を上げた。

 敗れた広島は先発した九里が4回8安打3失点で降板。その後、塹江、遠藤、中田、今村と繋いだが、打線が点差を縮められず連勝はならなかった。

(Full-Count編集部)

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