中日大野雄がノーノー達成、巨人は延長10回敗戦、DeNA快勝…14日のセ・リーグは?

中日・大野雄大【写真:荒川祐史】
中日・大野雄大【写真:荒川祐史】

ヤクルト山田哲は昨季から続けていた連続盗塁成功が「38」でストップ

 セ・リーグは3試合が行われ、巨人、DeNA、中日が勝利。中日は先発・大野雄大投手が史上81人目92度目、球団6年ぶりのノーヒットノーランを達成し快勝した。広島が首位・巨人に勝利し、DeNAがヤクルトに勝ったため、優勝へのマジックは「6」のままとなっている。

 広島は敵地・巨人戦に6-5で勝利。首位巨人に5ゲーム差とした。9回に守護神フランスアが1点差を追いつかれたが、延長10回に捕逸で決勝点を奪い、熱戦を制した。巨人は「ブルペンデー」を初めて採用。先発・澤村が3回パーフェクト、6奪三振の圧倒的な投球を見せるも継投策が実らず、延長10回に捕逸で決勝点を与え、3連勝はならなかった。DeNAも勝ったため、優勝へのマジックナンバーは「6」から減らなかった。

 中日は本拠地・阪神戦に3-0で勝利。大野雄がノーヒットノーランを達成した。自身初の快挙は史上81人目92度目、セ・リーグでは2018年7月27日の巨人・山口俊以来、球団では2013年6月28日の山井大介以来12人目となった。今季はソフトバンクの千賀が6日のロッテ戦で達成しており、同じ月に2人以上が達成したのは、85年6月4日郭泰源(西武)、同9日田中幸(日本ハム)以来となり、43年5月の3人を含め7度目という偉業だった。阪神は中日大野雄の前に沈黙。先発した望月は5回94球を投げ、3安打3奪三振3四球、3失点(自責点2)で1敗目(1勝)を喫した。

 2位DeNAはヤクルトに7-4で勝利。1点リードの5回に一挙5得点の猛攻。その後、7回に三嶋が2失点、9回には2年連続セーブ王に決まっている山崎が山田哲に34号ソロを浴びたが、逃げ切りに成功した。先発の上茶谷は今季7勝目(6敗)。ヤクルトは6回の5失点が響いて連勝はならず。山田哲は昨季から続けていた連続盗塁成功が「38」で止まったものの、9回のソロ弾で同僚の村上を上回ってリーグ単独3位となった。

→1 巨人 132試合72勝58敗2分 M6 
→2 DeNA 134試合68勝63敗3分 4.5 
→3 広島 137試合69勝65敗3分 0.5 
→4 阪神 133試合61勝66敗6分 4.5 
→5 中日 132試合62勝68敗2分 0.5 
→6 ヤクルト 134試合54勝78敗2分 9.0

【動画】中日・大野雄大が史上81人目92度目の快挙! ノーヒットノーランを達成し甲子園を決めた高校球児の様にナインとともに喜びを爆発させた

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