アストロズのグリンキーが全30球団に勝利 古巣ロイヤルズ破り史上19人目快挙

ロイヤルズ戦で白星を挙げたアストロズのザック・グリンキー【写真:Getty Images】
ロイヤルズ戦で白星を挙げたアストロズのザック・グリンキー【写真:Getty Images】

ロイヤルズで7年間プレーしCY賞も獲得、思い出の地で古巣相手に初勝利

■アストロズ 6-1 ロイヤルズ(日本時間15日・カンザスシティ)

 アストロズのザック・グリンキー投手は14日(日本時間15日)、敵地ロイヤルズ戦に先発し、6回6安打1失点7奪三振無四球と好投。今季16勝目(5敗)をマークした。かつてのホームグラウンドで古巣ロイヤルズを破ったグリンキーは、この白星でMLB全30球団に勝利。史上19人目の快挙となった。ESPN公式のデータ専門ツイッター「ESPNスタッツ&インフォ」が報じている。

 初回はメリフィールド、モンデシーを2者連続三振で3者凡退の上々の立ち上がり。3回にメリフィールドの二塁打で1点を失ったが、90マイル(約145キロ)ほどの直球と70マイル(約113キロ)のカーブのコンビネーションで打者を翻弄。6回を95球(ストライク60球)で投げ切り、1失点に抑えた。

 7月31日(同8月1日)にトレードでダイヤモンドバックスからアストロズに移籍したグリンキー。移籍後8試合で6勝1敗と、ア・リーグ東地区首位を独走するチームに貢献している。

 2002年にロイヤルズからドラフト全体6位で指名され、2004年にメジャーデビュー。2010年までの7年間をロイヤルズでプレーし、2009年には最優秀防御率、サイ・ヤング賞を獲得するなどエースとして活躍した。当時から所属していた選手は、今季で引退を表明しているアレックス・ゴードン外野手しかいないが、思い出の地で節目の記録を達成した。

(Full-Count編集部)

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