巨人黒星もDeNA負けてM4、中日山本7回零封、燕村上が2本塁打…16日のセ・リーグは?

巨人・原監督【写真:Getty Images】
巨人・原監督【写真:Getty Images】

阪神ドラ1近本がリーグトップタイの33盗塁&セ新人史上単独2位の150安打

 セ・リーグは各地で3試合が行われ、阪神、中日、ヤクルトが勝った。首位巨人は黒星を喫したが2位DeNAも敗れたため、優勝へのマジックナンバーは1つ減って「4」となった。ヤクルトの19歳村上は2本塁打を放ち、自身の持つ10代最多本塁打記録を更新した。

 巨人は本拠地で阪神に1-2で敗れた。1回に福留の中前適時打で先制されるも、4回に小林が適時打を放ち追いついた。しかし6回、中4日で先発した桜井が1死三塁からマルテ、糸原に連続四球。そして高山には押し出し四球で勝ち越し点を与えた。また、坂本勇が6回の守備から交代した。阪神はドラフト1位ルーキーの近本が2安打2得点2盗塁の活躍。33盗塁はヤクルト山田哲に並んでリーグトップ。安打数は150本に達し、長嶋茂雄氏の持つセ・リーグ新人最多安打の153本(1958年)にあと3本に迫った。

 DeNAは敵地で中日に1-8で完敗した。中継ぎから中1日で石田が先発したが、1回に伊藤光の捕逸などで2点を献上。石田は2回2失点で降板、2番手以降も失点を重ねた。主砲の筒香を首痛で欠いた打線は、9回にロペスが30号ソロを放つのがやっとだった。中日は高卒2年目の山本が7回5安打無失点の好投で3勝目(3敗)を挙げた。

 ヤクルトは敵地で広島に6-4で競り勝った。1点を追う2回に廣岡が右中間へ9号ソロ。1点リードの4回に村上がバックスクリーン左に34号ソロ、6回にはドラフト2位ルーキーの中山が5号2ランを放った。村上は8回にも35号ソロを左翼席へ運び、試合を決めた。7回途中3失点の高橋が4勝目(6敗)を挙げた。広島はエース大瀬良が3本塁打を浴びて6回5失点で9敗目(11勝)を喫した。

→1 巨人 134試合73勝59敗2分 M4
→2 DeNA 136試合69勝64敗3分 4.5
→3 広島 139試合69勝67敗3分 1.5
→4 阪神 135試合62勝67敗6分 3.5
→5 中日 134試合63勝69敗2分 0.5
→6 ヤクルト 136試合56勝78敗2分 8.0

(Full-Count編集部)

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