「ふさわしい素質を備えていなかった」 日本で開花した投手を米メディア特集

クルーンは「NPBではうまくハマった」、サファテは「エリート級の活躍」

 横浜、巨人で活躍したクルーンは、大谷に破られるまでNPB最速記録の162キロをマークした剛速球で人気を集めた。記事では「マーク・クルーンのシビれる剛腕と制球力の乏しさは、NPBではうまくハマった」と分析。メジャー通算4年で26回2/3を投げ、26四球を与えた制球の悪さは日本では問題にならず。守護神として6年間で177セーブを挙げた。

 最後の1人は2015~17年に3年連続でパ・リーグのセーブ王に輝いたソフトバンクのサファテだ。2017年には54セーブで、岩瀬、藤川の46セーブを大幅に更新するプロ野球新記録を樹立。MVP、日本シリーズMVP、外国人初の正力松太郎賞を受賞する活躍ぶりだった。MLB時代の4年間では92試合で、119回1/3、5勝4敗、8ホールドとインパクトのある成績は残せていなかっただけに、日本で大きく飛躍したと言えるだろう。

 サファテは昨年4月に右股関節を手術して以降登板していないが、記事では「球界(NPB)の現役トップクラスの抑えの1人」「彼はエリート級の活躍をしている」と紹介。もう一度、圧倒的な投球を見たいところだ。

(Full-Count編集部)

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