ダルビッシュ、5回まで12奪三振も4失点 8者連続Kは球団新記録
本拠地レッズ戦で先発した
■カブス – レッズ(日本時間18日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は17日(日本時間18日)、今季7勝目を目指して本拠地のレッズ戦で先発。初回に7球で先取点を献上するなど3失点したが、2回1死から球団新記録の8者連続三振。5回まで12三振を奪い、6安打4失点と力投を見せている。
初回。先頭・バンメーターに2ボール2ストライクからの6球を中前打とされると、ボットに初球を右翼線適時二塁打とされた。9月初失点で3試合ぶりの失点となった。1死後、アキーノには甘く入ったフォーシームを痛打されて、左中間16号2ランを被弾。初回のアウトをすべて三振で奪ったが、苦しい立ち上がりとなった。
2回からは圧巻だった。先頭のペラザを中飛に打ち取ると、続く投手グレイから8者連続奪三振を奪った。4回までの12アウトのうち11アウトを三振で奪う圧巻の投球。5回先頭・ペラザの三直で連続奪三振はストップしたものの、米スポーツ局「ESPNシカゴ」のジェシー・ロジャース記者は自身のツイッターで8者連続三振は球団新記録と伝えた。通算311勝で3度のサイ・ヤング賞を受賞したトム・シーバーが1970年に記録した10者連続のメジャー記録には届かなかったが、5回まで12奪三振1四球、6安打4失点。本拠地ファンを沸かせる快投を見せた。
ダルビッシュは前回12日の敵地パドレス戦で6回2安打無失点。6勝目を挙げていた。今季は試合前まで29試合登板、6勝6敗、防御率3.97。
(Full-Count編集部)