淫行容疑逮捕89セーブ左腕バスケスは“超お騒がせ男” 1週間前には同僚喧嘩で罰金

パイレーツのフェリペ・バスケス【写真:Getty Images】
パイレーツのフェリペ・バスケス【写真:Getty Images】

今季28セーブも1週間ほど前に同僚と壮絶喧嘩、そして13歳少女との淫行容疑で逮捕

 パイレーツの守護神、フェリペ・バスケス投手が17日(日本時間18日)、13歳の少女と性的関係を持ったとして米ペンシルバニア州警察に逮捕された。MLB公式サイトが伝えている。

 28歳のバスケスは通算89セーブを挙げているメジャーを代表するクローザーの1人だ。左腕から最速102.6マイル(約165キロ)の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーションで2年連続の球宴選出。今季は56試合で5勝1敗、メジャー10位タイ(リーグ6位タイ)の26セーブ、防御率1.65の成績。平均98.5マイル(約159キロ)の速球で58イニングで87奪三振と、圧倒的な投球内容だった。

 一方で、チーム内でゴタゴタを起こしていた。1週間ほど前の9日には中継ぎのカイル・クリック投手と喧嘩。今季64試合登板して3勝2敗2セーブ、16ホールド、防御率2.39とブレークした右腕は利き手の右手を右手人指し指の手術する事態となっていた。2人とも契約違反として罰金が科され、ニール・ハンティントンGMは「この2人の行為はメジャーリーグの選手として許されない」と苦言を呈されていた。

 8月に行われた企画「プレイヤーズ・ウィークエンド」では「ナイトメア(悪夢)」というニックネームを背負っていた。チーム内紛に続き、淫行容疑での逮捕。パイレーツにとっては、もう“悪夢”では済まされない事態だ。

(Full-Count編集部)

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