前日10勝目の前田健太、週末2連投も 指揮官「連続で投げさせるかも」

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

18日のレイズ戦で1回3安打3失点ながら、勝利投手になった

 17日(日本時間18日)に行われた本拠地レイズ戦で今季10勝目をマークしたドジャースの前田健太投手。7回途中から7番手として登板し、1イニングを投げて3安打3失点という内容だったが、味方打線の援護もあって2年ぶりの10勝目が転がり込んだ。

 同点の7回2死からマウンドに上がった前田、代打の代打ロウを左飛に打ち取った。その裏に打線が一挙に5点を奪い取って勝ち越しに成功すると、前田は8回もマウンドに上がった。だが、1死二塁から適時打と2ランを浴びて3点を失ってマウンドを降りることになった。

 結果的には2年ぶりの2桁勝利に乗せながらも、悔しい内容となってしまった前田。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は一夜明けた18日(同19日)のレイズ戦前に報道陣に対応し、前田の今後の起用法について言及した。

「ケンタは、昨日はアップダウンが激しかった。今日はプレーしないが、金曜日、土曜日は連続で投げさせるかもしれない」と語り、この試合は“休養日”となることを明言。「今分かっているのは、彼は金曜日に投球できるということだけ。彼がどう思うかによるが、(それによっては)連続で投げさせることも考えている」とし、20日(同21日)、21日(同22日)のロッキーズ戦でフル回転させる可能性を示唆していた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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