ドジャース柳賢振、復活投球でCY賞の期待再燃 地元紙「髪をシルバーに染めた決断が…」

ドジャース・柳賢振【写真:Getty Images】
ドジャース・柳賢振【写真:Getty Images】

15日メッツ戦で昨季CY賞デグロムと堂々の投げ合いを演じる

 韓国人左腕、柳賢振投手はアジア人初のサイ・ヤング賞を受賞できるのか。14日(日本時間15日)の敵地・メッツ戦では7回2安打無失点。13勝目こそつかめなかったが、昨年のサイ・ヤング賞右腕ジェイコブ・デグロムとの投げ合いを演じた。韓国紙「朝鮮日報」は「ドジャースの柳賢振はメッツ戦を無失点に抑え、本来の姿に戻った」と伝えている。

 柳賢振は8月まで防御率1点台と支配的な投球を見せていたが、8月に状態は急降下。23日の本拠地ヤンキース戦、29日の敵地ダイヤモンドバックス戦と2試合連続7失点と炎上し、8月は1勝3敗、防御率7.48だった。同紙は「柳賢振は土曜日にニューヨークのシティ・フィールドで行われたニューヨーク・メッツとの試合で、以前のような支配的な姿を取り戻した。直近の4試合では苦しんだが、10日間で初の登板となったこの日は髪をシルバーに染めた決断が功を奏したのかもしれない。それでも、メッツの勝利を阻止することは出来なかったが」と復調していることを伝えた。

 柳の無失点投球は8月11日の本拠地ダイヤモンドバックス戦以来。防御率2.35はメジャートップだ。すでにチームの地区優勝、ポストシーズン進出は決まっているが、韓国人左腕のしびれる戦いは今後も続きそうだ。

(Full-Count編集部)

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