ダル所属のカブス、PO進出へ痛恨3連敗 首位と4差、WC争いでも圏外の3位転落

10回に勝ち越し本塁打を放ち祝福を受けるカージナルスのマット・カーペンター【写真:AP】
10回に勝ち越し本塁打を放ち祝福を受けるカージナルスのマット・カーペンター【写真:AP】

9回に3点差を追いつくも…延長10回にキンブレルが被弾で敗戦

■カージナルス 5-4 カブス(日本時間20日・シカゴ)

 カブスは19日(日本時間20日)、本拠地カージナルス戦に4-5で痛恨の敗戦。3連敗で首位のカージナルスとのゲーム差は「4」に広がり、ワイルドカード争いでも2位から圏外の3位に転落した。

 カブス先発のヘンドリクスは3回、ファウラーの併殺打の間に先制を許す。その裏にリゾの27号ソロで追いついたが、ヘンドリクスは5回にベイダー、6回にモリーナにタイムリーを浴びてKO。2番手のウィックもベイダーに適時打を浴びて3点差とされた。

 9回にはゾブリスト、コントレラスのタイムリーなどで3点差を追いついたものの、延長10回に6番手のキンブレルがカーペンターに13号ソロを浴びて痛恨の敗戦となった。

 首位カージナルスと3ゲーム差でこの日を迎えていたカブス。この試合を含めて直接対決を7試合残していたため、地区優勝への望みも残しているが、初戦で痛い敗戦を喫し、4ゲーム差となった。この日は同率2位だったブルワーズが勝ったため、カブスは3位に後退。ワイルドカード争いでも圏外の3位に転落した。

 18日(同19日)から、ダルビッシュ、レスター、ヘンドリクスの先発3人で3連敗。この日は9回に3点を奪う意地を見せたものの、打線の状態が落ちており、プレーオフ進出に向けて厳しい戦いが続いている。

(Full-Count編集部)

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