西武辻監督、とっておきの代打メヒアのサヨナラ弾にご満悦 「メヒアサマサマヤ~」

メヒアのサヨナラHRにベンチ前で歓喜する西武・辻監督【写真:荒川祐史】
メヒアのサヨナラHRにベンチ前で歓喜する西武・辻監督【写真:荒川祐史】

同点の9回に代打・メヒアがサヨナラ2ランを放ち試合を決める

■西武 5-3 楽天(20日・メットライフ)

 西武は20日、本拠地メットライフドームでの楽天戦をメヒアの来日初となるサヨナラホームランで劇的な勝利を飾った。マジックは一つ減らし「4」。試合後、辻監督は「メヒアサマサマヤ~」と劇弾を放った助っ人を称えていた。

 とっておきの代打が最高の結果を残した。同点の9回、先頭の山川が左前打で出塁。続く熊代は送りバントを失敗したが代打・メヒアが左翼席へサヨナラ2ランを放ち試合を決めた。

 この試合まで楽天・松井との対戦成績は9打数5安打、3本塁打をマーク。“お得意様”相手に最高の結果を残した助っ人に辻監督は「とっておきのだよ。2死にしてもメヒア。松井にはメヒア。熊代も持ってるね。メヒアが救ってくれた」と最敬礼。

 8回から4番手として登板した平井は78試合目の登板で球団OB・稲尾和久が1961年に記録したパ・リーグ記録に並んだ。フル回転でリリーフ陣を支える右腕に「その数(78登板)はすごいけど。疲れている時期もあったが、よくなってきた」と語った。

 ホーム最終戦を劇的なサヨナラ勝ちで飾り「ソフトが勝っているのだから、引き分けではいけない。楽天とは長い試合ばっかりだな。向こうも必死。よかったよ。メヒアサマサマヤ~」と会見を締めくくった。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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