中日根尾、日ハム吉田輝、阪神近本…各球団のドラフト1位指名選手の現在地

4球団競合の楽天・辰己や甲子園のスター藤原・吉田輝は…

【パ・リーグ】

ロッテ:藤原恭大外野手
 阪神、楽天にも1位指名された藤原。今季は開幕1軍でスタートするも、6試合19打席で2安打、打率.105と適応できず、4月7日には2軍落ち。イースタン・リーグでは77試合に出場し、4本塁打21打点、打率.227とプロの洗礼を浴びている。

楽天:辰己涼介外野手
 立命大の辰己は外れ1位でソフトバンク、巨人、阪神も指名したが楽天が交渉権を得た。開幕を1軍で迎え、今季はここまで119試合に出場して4本塁打24打点、打率.219。9月3~4日のソフトバンク戦(ヤフオク)ではプロ入り初の2試合連続ホームランを放っている。

ソフトバンク:甲斐野央投手
 ソフトバンクは小園、辰己と外れて東洋大の甲斐野を指名。甲斐野は開幕から救援として回り、今季62試合に登板して2勝5敗、25ホールド8セーブ、防御率4.15。まだ一度も降格することなく定着している。

日本ハム:吉田輝星投手
 夏の甲子園では金足農業高で世間を沸かせた吉田輝だったが、日本ハムが外れ1位で一本釣り。6月12日の広島戦(札幌)でプロ入り初先発初勝利を飾る華々しいデビューを果たしたが、その後は2戦2敗、防御率は10.80とプロの洗礼を浴びた。イースタンでは17試合で2勝5敗、防御率4.31

西武:松本航投手
 西武は日体大の松本航を一本釣り。5月に1軍初昇格すると14試合に登板し、リーグでは今季の新人最多となる7勝(3敗)を挙げている。防御率4.26。5日のオリックス戦(ほっと神戸)では6回2失点、自己最多の1試合9奪三振を挙げ、現在2連勝中だ。

オリックス:太田椋内野手
 小園を狙うも外れ、天理高の太田を指名。太田は父・暁さんが同球団の打撃投手という縁もある。今季はウエスタンで61試合に出場し、5本塁打20打点、打率.267。9月14日に初の1軍昇格を果たすと、そこから6戦連続でスタメン入り。20日終了時点でプロ初安打はお預けとなっている。

(Full-Count編集部)

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