前田健太、2番手で好救援! 1回を無安打無失点、あと1死で約2700万円ボーナス

2番手で登板したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
2番手で登板したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

四球で走者を出したものの、後続を併殺打に打ち取って無失点リリーフ

■ドジャース 12-5 ロッキーズ(日本時間21日・ロサンゼルス)

 ドジャースの前田健太投手は21日、本拠地でのロッキーズ戦に2番手として登板した。4点リードで迎えた7回、カーショーの後を受けてマウンドに上がり、1イニングを無安打無失点に封じた。ドジャースはロッキーズを12-5で下して大勝し、今季99勝目をあげた。

 8-4とリードして迎えた7回、前田に出番が巡ってきた。先発のカーショーが6回まで99球を投げていたが、1度は7回のマウンドに。ロッキーズベンチが右のフエンテスを代打に送ると、ここでボブ・ゲレンベンチコーチがベンチを出て、前田への交代を告げた。右の代打を引き出す策だった。

 前田はそのフエンテスを空振り三振に切ってとると、続くストーリーには四球を与えたが、マーフィーを投ゴロ併殺打に打ち取り、結果的に3人で封じた。その裏、打順が回ったところで代打が送られて、前田はお役御免に。1回を投げて無安打無失点の好リリーフだった。

 先発登板の回数だけでなく、イニング数でもインセンティブのつく契約を結んでいる前田。今季のイニング数はこれで149回2/3となり、あと1アウトを取れば、新たに25万ドル(約2700万円)のボーナスを得る。

(Full-Count編集部)

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