巨人5年ぶり37度目V、新戦力で活躍した選手は? 野手は丸が圧倒、投手は途中加入の助っ人?
岩隈、中島のベテラン組は怪我などで本来の力を発揮できず
1軍の中心選手とした最も活躍したのは広島からFA移籍の丸だろう。主に3番で起用され「2番・坂本勇」と“サカマルコンビ”で他球団の脅威となった。88四死球をマークし出塁率.392、長打率.503と期待通りの活躍を見せた。同じFA組の炭谷も右手人差し指の骨折もあり出場こそ55試合だが優勝を決めた21日のDeNA戦ではスタメンマスクを被るなど実績十分のリードで小林と共にチームを支えた。
オリックスを退団した中島は主に代打での出場で打率1割台、1本塁打と持ち前の勝負強い打撃を発揮できず2軍落ちを経験。マリナーズから移籍した岩隈も怪我の影響もあり1軍登板なし。“助っ人”ではシーズン途中から加入したデラロサが後半戦からブルペン陣を支え、優勝投手になるなど活躍した。
トレード組では日本ハムから移籍の鍵谷が中継ぎとして23試合に登板。7月は打ち込まれる場面が多かったが8、9月は本来の投球を取り戻しリリーフを支えた。古川は移籍直後の7月24日のヤクルト戦で先発に抜擢されたが1回4失点で降板。藤岡はここまで1軍出場なし。
(Full-Count編集部)