西武ニールに「多くのMLB球団が興味」 米記者が伝える「ネクスト・マイコラス」

西武のザック・ニール【写真:荒川祐史】
西武のザック・ニール【写真:荒川祐史】

10連勝中の右腕は「ネクスト・マイルズ・マイコラスになる可能性」

 西武のザック・ニール投手について、複数のMLB球団が興味を持っていると米メディアが伝えた。巨人からメジャーに復帰し、カージナルスでエースとなったマイルズ・マイコラス投手のような存在になれるとされている。

 アスレチックス、ドジャースを経て今季から西武に加入したニール。今季は16試合に登板して11勝1敗、防御率2.96の好成績をマーク。18日のオリックス戦で自己最長の8回を無四球無失点で投げ切り、88年に郭泰源が記録した球団外国人投手記録に並ぶ10連勝とした。

 日本で結果を残す右腕について、スクープを連発するMLBネットワークの敏腕記者ジョン・ヘイマン氏はツイッターで「元ドジャース、アスレチックスのザック・ニールはネクスト・マイルズ・マイコラスになる可能性がある」と指摘。さらに「西武で11勝1敗、防御率2.96の成績を残しており、多くのMLB球団が興味を示している」とレポートしている。

 マイコラスは巨人で3年間に渡って好成績を残し、2018年からカージナルスに2年総額1550万ドル(約16億7000万円)の契約で移籍。メジャー復帰1年目の昨シーズンは18勝(4敗)を挙げてナ・リーグ最多勝に輝き、オフには4年総額6800万ドル(約73億2000万円)で来季以降の契約を結んだ。今季は防御率が昨季の2.83から4.16となり、9勝14敗と勝ち星も伸びていないが、先発ローテを守って32試合に登板。4年ぶりのプレーオフ進出を決めたチームを支えている。

 マイコラスら“逆輸入”選手が活躍していることから、NPBで結果を残している助っ人投手への関心は米国内で高まっている。ニールに好条件でのオファーが届く可能性も十分にありそうだ。

(Full-Count編集部)

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