ダルビッシュ、快投も無念8敗目 米記者は続々と擁護&称賛「素晴らしい復活」

「オールスターブレーク後、全力の投球を見せたユウ・ダルビッシュを称賛する」

「NBCシカゴ」のジェームズ・ヌブー記者は失点直後に「言っておくが、私はダルビッシュが続投したことに問題ない(と思う)。ブルペンの現状から、他に頼れる人がいるだろうか?」とツイート。MLB公式サイトでカブス番を務めるジョーダン・バスティアン記者も「カブスのブルペンは疲労しており、ユウ・ダルビッシュは今日できる限り長く投げた。上手くいかなかった」とつぶやいた。

 また、スポーツ解説者のアル・バーンスタイン氏は「試合後、ダルビッシュが部屋でかなり落ち込んでいる」と右腕のゲーム後の様子を伝えつつ「後半戦を通して、ハイレベルなパフォーマンスを見せたほぼ唯一の選手。素晴らしい復活」と称賛。米経済誌「フォーブス」などに寄稿しているジェイソン・パット記者は「オールスターブレーク後、全力の投球を見せたユウ・ダルビッシュを称賛する。カブスの酷いシーズンで、唯一の明るい材料」と、後半戦のダルビッシュの活躍を称えた。

 前半戦で散々だったコントロールはこの日も安定しており、110球を投げてストライクは82球。後半戦13試合目の登板で無四球は7試合目で、その他の6試合も全て2四球以下に抑えている。防御率も3.98と再び3点台に。後半戦の安定感はメジャー屈指だ。

 それだけに、信頼できるクローザーがいれば……。ダルビッシュが役割を果たしたことは、米メディアの称賛、地元ファンのスタンディングオベーションを見れば明らかだった。

(Full-Count編集部)

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