ロッテ福浦が引退試合に「7番・DH」で先発出場 第3打席は19歳・北浦に右飛
第1打席は遊ゴロ、第2打席は投ゴロに倒れていた
■ロッテ – 日本ハム(23日・ZOZOマリン)
ロッテの福浦和也内野手が23日、本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム戦で引退試合に臨んだ。入団26年目の43歳は「7番・DH」で先発出場。5点リードの5回無死一塁で迎えた第3打席は、高卒2年目の19歳・北浦と対戦してカウント0-2からの5球目をとらえるも右飛に倒れた。
ZOZOマリン名物の15メートを超える強風が吹き荒れる中、ロッテ一筋26年目のベテランが最後の力を振り絞った。1回1死一、二塁で迎えた第1打席は先発・堀に対してカウント2-2から142キロを遊ゴロ。3回先頭の第2打席は2番手・西村に対してカウント1-2から144キロをとらえたが投ゴロだった。
福浦は千葉・習志野高からドラフト7位で投手として1994年に入団。1年目に野手に転向し、昨年9月22日に通算2000安打を達成した。
今年の春季キャンプ前に今季限りでの引退を表明した福浦はここまで兼任の2軍打撃コーチの役割に重心を置き、この日が今季初めての1軍昇格。1軍ベンチ入り選手と監督、コーチ全員が背番号「9」のユニホームを着用して試合に臨み、福浦の引退を惜しんだ。
(Full-Count編集部)