西武連覇、鷹逆王手、楽天ロッテはCS進出争い… 勝敗で天国と地獄の混戦パに大注目

西武・辻監督(左)とソフトバンク・工藤監督【写真:荒川祐史】
西武・辻監督(左)とソフトバンク・工藤監督【写真:荒川祐史】

西武、ソフトはV争い、楽天、ロッテはクライマックスシリーズ進出を争う

 セ・リーグでは巨人が5年ぶり37度目のリーグ優勝を飾ったが、パ・リーグは熾烈な争いが続いている。連覇を狙う西武はマジック「2」を点灯させているが、2位・ソフトバンクはゲーム差「1」で追う展開に。クライマックスシリーズ進出となる3位争いも楽天、ロッテが「0.5」差。24日は各地で大一番を迎えることになる。

 まずは優勝争いの行方を見ていこう。マジック「2」の西武が連覇を飾るには24日のロッテ戦(ZOZOマリン)に勝利し2位・ソフトバンクが楽天戦(楽天生命パーク)に敗れることが条件となる。

 対する2位のソフトバンクは楽天戦に勝利し、西武がロッテに敗れるか引き分けで逆王手となるマジック「2」が点灯する状況。負けられない1戦にはエースの千賀がマウンドに上がる。

 V争いの行方を左右する対戦相手の楽天、ロッテもCS進出に向け負けられない1戦となる。楽天はソフトバンクに勝利しロッテが負けか、引き分け、さらに引き分けでもロッテが敗れれば3位が確定。0.5差で追う4位ロッテは最終戦となる西武戦に勝利し、尚且つ楽天が敗れれば逆転でのCS進出が決まる。

 勝てば天国、負ければ地獄の大一番…。最後に笑うのは一体どのチームになるのか。混戦パ・リーグに大注目だ。

(Full-Count編集部)

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