阪神が執念継投でCSへ望み繋ぐ4連勝! 残り2戦全勝で進出、DeNAは3連敗

阪神・矢野監督【写真:荒川祐史】
阪神・矢野監督【写真:荒川祐史】

先発の西は10勝目、今永はリーグトップ186奪三振も7敗目

■阪神 7-0 DeNA(28日・横浜)

 阪神は28日、DeNA戦(横浜)に7-0で勝利した。前日27日には3位広島が最終戦で敗戦したことで自力CS進出の可能性が復活。残り試合で全勝という厳しい進出条件だったが、執念の継投でまず1勝をもぎ取った。先発の西は2年連続となる今季10勝目(8敗)、チームでは唯一の2桁勝利となった。

 西は初回に打球が右足首へ直撃するアクシデントを乗り越え、5回4安打3奪三振2四死球で無失点。6回には2番手・岩崎を投入すると2死一、二塁のピンチを無失点で切り抜けた。さらに7回にはドリス、8回島本、9回守屋と繋いでDeNA打線を封じた。

 打線は4回、1死満塁から中谷が中前適時打を放つと、ショート大和の送球エラーの間にさらに1点。続く木浪のスクイズ、梅野の右前適時打で一挙4点。さらに8回にも福留の右前適時打、糸原の右翼線への2点適時二塁打でダメ押しの3点を奪った。これで阪神は4連勝となった。

 DeNA先発の今永は7回1/3を投げ7安打7失点(自責6)で7敗目(13勝)。この日7つの三振を奪い、リーグトップの今季186奪三振となった。タイトルを争う巨人山口は現在182奪三振で、同日夜のヤクルト戦に先発予定となっている。

(Full-Count編集部)

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