飛球を追って味方同士が激しく衝突 PO進出ツインズのスーパールーキーが途中交代

ツインズのルイス・アラエス【写真:Getty Images】
ツインズのルイス・アラエス【写真:Getty Images】

今年5月デビューのアラエス、右足首捻挫で怪我の程度は明らかにされず

■ツインズ 4-3 ロイヤルズ(日本時間29日・カンザスシティ)

 ア・リーグ中地区で優勝を決めているツインズの新人、ルイス・アラエス内野手が28日(日本時間29日)、敵地でのロイヤルズ戦で右足首を捻挫。カートに乗って退場した。MLB公式サイトなどが伝えた。

 7回の守備だった。2死からハンター・ドージャーがマウンド付近に高いフライを打ち上げた。この打球を追った一塁のウィリアンズ・アストゥディロと三塁のアラエスが激しく衝突。ボールはアストゥディロが捕球したが、強くぶつかる形になったアラエスはその場に倒れ込んで、右足をつかんだまましばらく動かなかった。

 アラエスはその後、球場内に乗り入れたカートに乗って運ばれた。その後の初期検査では右足首の捻挫と診断されたが、今後再検査する予定。ロッコ・バルデリ監督は、「誰のせいでもない。高く上がったフライをみんなが取ろうとして同時に急いで集まってしまった。選手はとっさにそうしてしまうものだ」と語った。

 アラエスはベネズエラ出身の22歳。今年5月18日(同19日)にメジャーデビューし、92試合に出場して打率.334、4本塁打、20二塁打の成績を残している。

(Full-Count編集部)

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