西武、CS突破へ練習再開 辻監督がゲキ「昨年の悔しさを晴らせるチャンスを得た」

CSに向けての全体練習を見守る西武・辻発彦監督【写真:安藤かなみ】
CSに向けての全体練習を見守る西武・辻発彦監督【写真:安藤かなみ】

CSファイナル第1戦の先発はニールに内定「ベストを尽くしたい」

 リーグ2連覇を果たした西武が30日、10月9日からのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに向けて、メットライフドームで全体練習を再開させた。

 練習前にナインを集めた辻発彦監督は「改めてありがとう。昨年の悔しさを晴らせるチャンスを得たので、10日後にみんながベストで迎えられるようにしっかり調整してほしい」とCS突破に向けてゲキを飛ばした。

 早速、2日と3日に紅白戦が予定されており、2軍本隊がフェニックスリーグに向け宮崎入りする前に一度合流し、2日間で合計約20イニングを消化して実戦感覚を養う。

 CSファイナルステージ第1戦での先発が内定しているニールが2日の紅白戦に先発して3イニング程度を投げる予定で、この日もブルペンで自身の状態を入念にチェックした。12勝を挙げチームの優勝に大きく貢献した助っ人右腕は「CSに向けて準備しないといけない。あと10日ほどあるので、ベストを尽くしたい」と意気込んでいた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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