広島、4連覇に続きCS進出も逃す 阪神に大逆転許し4位、4年ぶりBクラスで終戦

広島・緒方監督【写真:荒川祐史】
広島・緒方監督【写真:荒川祐史】

阪神が勝って4位に転落、緒方監督就任後は2度目のBクラスに沈む

 セ・リーグは30日にレギュラーシーズンの全日程が終了した。阪神が甲子園での中日戦に3-0で勝利し、今季最終戦で3位に浮上。6連勝でクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。前日まで3位だった広島は4位に転落。今季は4連覇に届かず、CS進出も逃した。

 広島は勝てばCS進出が決まるはずだった27日の本拠地・中日戦で先発ジョンソンが7回途中4失点と踏ん張りきれず、打線も8安打1得点に終わり1-4で完敗した。一方、これで自力CS進出が復活した阪神は、負けたらCS進出が消滅するという状況で最後まで止まらず。6連勝で締めくくり、大逆転でのCS進出を決めた。

 昨季まで圧倒的な強さでセ・リーグ3連覇を達成した広島。しかし、2年連続MVPの丸が巨人にFA移籍した今季は大型連勝と大型連敗を繰り返すなど安定せず、首位・巨人と6.5ゲーム差で優勝を逃した。さらに、CS進出も逃して4年ぶりの4位で終了。緒方孝市監督が就任してからBクラスは2度目となった。

 1984年以来35年ぶりの日本一を目指したシーズンは夢半ばで終戦を迎えた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY