甲子園春夏連覇左腕・ホークス島袋が戦力外 14年ドラフト“同期”の今は?

ソフトバンクから戦力外となった島袋洋奨【写真:福谷佑介】
ソフトバンクから戦力外となった島袋洋奨【写真:福谷佑介】

ソフトバンクの2014年ドラフト1位は松本裕樹、2位は栗原陵矢

 ソフトバンクは1日、島袋洋奨投手ら育成4選手に来季の選手契約を締結しない旨を伝えたことを発表した。島袋は興南高でエースとして2010年に甲子園で春夏連覇を達成。その後は中大に進学し、2014年にドラフト5位で入団した。注目度抜群の左腕が入団した14年ドラフトの“同期生”の現状を振り返ってみる。

 以下はソフトバンクの2014年ドラフト入団選手

1位 松本裕樹 投手 盛岡大付 現役

2位 栗原陵矢 捕手 春江工 現役

3位 古澤勝吾 内野手 九州国際大付 育成

4位 笠谷俊介 投手 大分商 現役

5位 島袋洋奨 投手 中大 2019年・戦力外

【育成】

1位 幸山一大 外野手 富山第一 2018年・戦力外

2位 齋藤誠哉 投手 磐田東 2018年・戦力外

3位 山下亜文 投手 小松大谷 巨人育成

4位 堀内汰門 捕手 山村国際 支配下として現役

5位 柿木映二 投手 柳川 2017年・戦力外

6位 金子将太 外野手 大間々高 2016年・戦力外

7位 河野大樹 内野手 NOMOベースボールクラブ 2016年・戦力外

8位 中村恵吾 投手 富山サンダーバーズ 2015年・戦力外

 育成を含め最大13選手が指名を受けた。現時点で現役としてプレーしているのは6選手と5年間で半分以下となっている。1位の松本はここまで通算29試合に登板し4勝7敗、防御率4.29。今季は7試合に登板し1勝1敗、防御率4.01の成績を残している。

 2位の栗原は今季32試合に出場し打率.231、1本塁打、7打点とキャリハアイの成績。正捕手・甲斐の壁は高いが今季ブレークの兆しを見せた。3位の古澤は18年に自由契約となったが育成で再契約。4位の笠谷は通算14試合に登板し0勝1敗1ホールド、防御率5.63。今季は2試合に登板し0勝0敗、防御率7.20。

 育成で指名を受けた8選手のうち、4位の山下は18年に戦力外となったが巨人と育成契約を結んだ。4位の堀内は18年に開幕直前に支配下登録されている。だが、その他は6選手はすでに戦力外を受けチームを去っている。

(Full-Count編集部)

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