大逆転のナショナルズ、試合決めた若き主砲ソトを指揮官絶賛　「アンビリーバブルだよ」

正捕手のカート・スズキも絶賛「スーパースターだよ、20歳なのに」

■ナショナルズ 4-3 ブルワーズ（ワイルドカード・日本時間2日・ワシントンDC）

　ナ・リーグのワイルドカードゲームは1日（日本時間2日）、ナショナルズ（東地区2位）が本拠地でブルワーズ（中地区2位）に4-3で逆転勝ち。地区シリーズ進出を決めた。8回2死満塁から試合をひっくり返す一打を放ったファン・ソトに指揮官は「彼はアンビリーバブルだよ」と称賛している。

　終盤の大逆転劇でナショナルズが地区シリーズ進出を決めた。2点を追う8回、2死満塁の好機を作ると、若き主砲ソトが右前へ運ぶと右翼・グリシャムが後逸する間に一塁走者レンドンも生還。一気に3点を奪い試合をひっくり返した。

　MLB公式サイトは「『アンビリーバブル』ソトがポストシーズンデビューで活躍」と見出しを付け、ナイン、そして指揮官がソトを称えるコメントを紹介した。

　正捕手のカート・スズキは「ソトが何をしても驚かない。彼はアンビリーバブルだ。一緒にプレーしていて楽しい。スーパースターだよ。20歳なのに。僕は20歳の時、大学生だった。20歳にしてメジャーリーグで30（本塁打）、100（打点）打ち、ポストシーズンでプレーしているんだ」と驚愕。

　さらにデーブ・マルティネス監督も「今年ずっとこうしたことをしてくれていた。だから、彼は4番を打っているんだ。我々が必要としている時に期待に応えてくれる。シーズンを通して、彼はアンビリーバブルだよ」と、レギュラーシーズンで34本塁打、110打点を記録した2年目の若き主砲に最敬礼だった。

（Full-Count編集部）