初の本拠地CSを前にラミレス監督&筒香が気合い「日本一に」 3位阪神を“迎え撃つ”

会見に臨んだDeNA・筒香嘉智(左)、ラミレス監督【写真:編集部】
会見に臨んだDeNA・筒香嘉智(左)、ラミレス監督【写真:編集部】

10月5日から本拠地で阪神とのファーストステージ

 DeNAは4日、横浜スタジアムで5日から始まる阪神とのセ・クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの前日会見を横浜市内で行った。会見にはアレックス・ラミレス監督、主将の筒香嘉智外野手が登場した。

 本拠地初のCSに胸が高鳴る。ラミレス監督は「今シーズン序盤は苦しいスタートで、簡単に諦めてしまうこともできたが、選手が下を向くことなくプレーして2位まで上がってこれた。明日からはベストを尽くして皆さんの夢である日本一を目指して戦う」と意気込みを口にした。

 筒香も「明日からCSが始まりますが、楽しい野球、その中にある真剣勝負をみんなで感じながら戦っていきたい」と力を込めた。

 筒香はシーズン終了後の練習には復帰しているものの、公式戦は9月19日広島戦(横浜)が最後。その日の試合で右手小指付近に死球を受け、翌日20日から欠場。巨人が目の前で優勝を決めた21日の試合でも出場できていなかった。

 筒香は「(シーズン終了後に)紅白戦をしましたが、ファンの方がたくさんいて、改めてファンの大切さに気が付かされた」と話す。今季は本拠地で43勝しており、ファンの応援がチームの力になっていることは間違いなさそうだ。

 一方で今季公式戦では阪神に8勝16敗1分と大きく負け越した。苦手な虎相手にラミレス監督は「初戦をとることは非常に大切。ベストな戦略をぶつける。公式戦とCSでは選手のアドレナリンの量も違う。小さなミスが勝敗を分ける」と攻略法を語った。

 筒香も「公式戦とCSはまったくの別物。事実として負け越しているけれど、明日からは別物」と語った。

(Full-Count編集部)

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