CSが5日に開幕、DeNAの第1戦先発は石田 ラミレス監督が明言「今永も頭にあったが…」

会見に臨んだDeNA・筒香嘉智(左)、ラミレス監督【写真:編集部】
会見に臨んだDeNA・筒香嘉智(左)、ラミレス監督【写真:編集部】

本拠地では今季防御率1.98「横浜スタジアムでの勝率がよかった」

 DeNAは4日、横浜スタジアムで5日から行われる阪神とのセ・クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの前日会見を横浜市内で行った。会見にはアレックス・ラミレス監督、主将の筒香嘉智外野手が出席。指揮官は、5日の第1戦を石田健大投手に託すと明言した。

 相手の阪神はペナントレース6連勝で最後のCS切符を勝ち取った。勢いに乗って決戦に臨んでくる相手に対して、左腕の石田を初戦に当てる。ラミレス監督は記者会見で「明日は石田が先発」と明かした上で「年間通じて安定した投球をしていますし、横浜スタジアムで41イニングを投げて3勝0敗。うちの投手陣の中では横浜スタジアムでの勝率がよかった」と理由を語った。

 石田は今季40試合に登板し、先発は7試合。4勝1敗10ホールド、防御率2.14の数字を残した。横浜スタジアムでは18試合で41イニングを投げ、3勝0敗5ホールド、防御率1.98と好成績。阪神相手には7試合登板で7回2/3ながら無失点と抑え込んでいる。

 指揮官は会見で「実は阪神がCS行きを決める前に自分の中である程度ローテーションで行こうと頭にあった。もちろん阪神とのデータとかも見て、石田で行こうと決めました。今永も頭にはあったんですが、今永の初戦は予想できること。阪神も思っているはず。今永はエースですし、最初に投げたらもう投げられませんから。1日以上投げさせるかもしれない」と説明。さらに、短いイニングでの起用になるかを聞かれると「それに関しては石田のコンディションによる。3回しか投げてくれないというのは期待してないですし、8イニングとも思っていない。できれば5回以上投げてくれれば。しっかり1イニングずつを投げてくれれば」と明かした。

 初めて本拠地で開催されるCS。突破へ向けて重要な第1戦で石田が大きな役割を果たすことになる。

(Full-Count編集部)

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