4日に第1次戦力外通告期間が終了 12球団で計76選手が“非情通告”受ける

西武から戦力外通告を受けた大石達也【写真:安藤かなみ】
西武から戦力外通告を受けた大石達也【写真:安藤かなみ】

巨人森福、ヤクルト大引、西武大石、オリックス成瀬らも戦力外に

 今季のプロ野球は4日に第1次戦力外通告期間最終日を迎えた。今季はセ・パ合わせて昨年に比べ10人多い76人の選手が戦力外通告を受けた。

 セ・リーグではDeNAが綾部翔投手、中後悠平投手ら最多の10人に来季の契約を結ばないことを告げた。実績組では巨人の森福允彦投手、ヤクルトの大引啓次内野手も戦力外に。森福は16年オフにソフトバンクからFAで加入したが昨季は2試合、今季は7試合の登板に終わっていた。大引は通算1000安打を達成したが今季は70試合に出場し、打率.202、1本塁打、13打点。

 パ・リーグでは連覇を果たした西武と楽天が最多の9選手を戦力外。西武は6球団が競合し2010年ドラフトの目玉だった大石達也が無情の宣告を受けた。通算は132試合に登板し、5勝6敗8セーブ17ホールド。楽天は福山博之、12年ドラ1・森雄大、橋本到外野手らに育成契約の打診も含め戦力外となった。

 また、日本ハムでは09年ドラフト1位で通算15勝の中村勝投手、オリックスは通算96勝の成瀬善久投手らも戦力外となった。

 今季の第1次戦力外通告期間ではセ・リーグが35人、パ・リーグも41人で計76選手が“非情通告”を受けた。

 現役引退を決意した選手がいる一方で、現役を続行し新天地で復活の機会を探る選手、育成契約を結び直す選手もいる。各選手の今後の動向が大きく注目される。

(Full-Count編集部)

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