大谷がDH解除165キロ、中田4戦連発、清田2戦連続先頭打者弾…パCS名場面を振り返る
日本ハムの大谷がDHを解除し165キロをマーク
○ロッテ清田がCS史上初の2試合連続先頭打者ホームラン
2016のCSファーストステージでは、ソフトバンクとロッテが2年連続の顔合わせ。ロッテは清田がCS史上初の2試合連続先頭打者ホームランを記録したが、ソフトバンクがいずれも逆転勝利を収め、ファーストステージを突破した。
○日本ハムの二刀流・大谷が圧巻のパフォーマンス
日本ハムとソフトバンクのファイナルステージ最終戦は、指名打者として出場をしていた大谷(現エンゼルス)がDHを解除して9回のマウンドへ。日本球界最速の165キロを記録して会場を沸かせ、自身初のセーブで日本シリーズ進出を決めた。
【ファーストステージ:ヤフオクドーム】
ソフトバンク:2勝 ロッテ:0勝
【ファイナルステージ:札幌ドーム】
日本ハム:4勝 ソフトバンク:2勝
○ソフトバンク内川が4試合連続本塁打、自身2度目のクライマックスシリーズMVPに
2017年のCSファイナルステージでは、ソフトバンクの内川が、同一ステージでは史上初となる4試合連続本塁打をマーク。さらにCS史上初となる5試合連続打点を記録し、チームを日本シリーズに導くとともに、MVPにも輝いた。
【ファーストステージ:メットライフドーム】
西武:1勝 楽天:2勝
【ファイナルステージ:ヤフオクドーム】
ソフトバンク:4勝 楽天:2勝
○シーズン2位のソフトバンクが猛攻で下克上を果たす
「2018 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージ第3戦では、ソフトバンクにソロ本塁打が5本生まれ、日本ハムに勝利。5年連続でファイナルステージに駒を進めると、シリーズのチーム通算得点、通算安打記録を更新するなど西武を4勝2敗で圧倒。その中でも打率.450、1本塁打、8打点と打線をけん引した柳田悠がMVPを受賞した。
【ファーストステージ:ヤフオクドーム】
ソフトバンク:2勝 日本ハム:1勝
【ファイナルステージ:メットライフドーム】
西武:2勝 ソフトバンク:4勝
○「2019 パーソル CS パ」を制覇するのはどの球団か。今年も名勝負に期待
3位の楽天はファーストステージの突破率が100%であり、対戦球団は2009年がソフトバンク、2017年が西武と、今季の上位2チームを打ち破っているだけに期待が持てそうだ。
また、2位のソフトバンクは過去5年間で日本シリーズに4度出場と、ポストシーズンに強く、圧倒的な打力でリーグ優勝を決めた埼玉西武も申し分ない強さを見せている。「2019 パーソル クライマックスシリーズ パ」を制覇するのはどのチームになるのだろうか。5日から始まるポストシーズンも必見だ。