後がないDeNA、先発の浜口はデーゲーム苦手も…ラミレス監督「大舞台の経験ある」

DeNA・浜口遥大【写真:荒川祐史】
DeNA・浜口遥大【写真:荒川祐史】

浜口は2017年の日本シリーズでも登板し白星「負けたら終わりのところで…」

■DeNA – 横浜(CS・6日・横浜)

 DeNAは6日、阪神とのクライマックスシリーズ(CS)1stステージ第2戦を戦う。初戦に敗れ、もう後がない中、先発は浜口遥大投手。今季は阪神戦で5試合を投げ、2勝2敗、防御率3.29だった。ラミレス監督は試合前取材で浜口を起用した理由について“経験”と説明した。

 浜口は8月31日に股関節の違和感により抹消され、紅白戦など練習を除けばこれが復帰登板となる。ラミレス監督は浜口について「数字で見るとデーゲームの成績もよくない。けれど阪神相手にはいい数字。相手がどのピッチャーが嫌かと考えた」という。今季デーゲームに登板したのは2回だけだが、どちらも敗戦投手となっていた。阪神戦では防御率3.29、本拠地登板では5試合で防御率3.15をマークしている。

 また数字だけでない部分も起用の理由だという。ラミレス監督は「2年前の日本シリーズを思い出すと、ここで負けたら終わりのところで浜口が先発して、福岡に帰ることができた。こういうところで大舞台の経験がある選手も必要かな」と語った。

 初戦から3連敗を食らった「SMBC日本シリーズ2017」、第4戦でルーキーだった浜口は、ソフトバンクを相手に7回2/3、2安打無失点の好投を演じた。その活躍を今再び、というところだ。この日、バリオスを抹消し、パットンを出場選手登録している。

(Full-Count編集部)

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