優勝は中学生、ハム宮台の同級生マネージャーの姿も! パ学生ベースボールアプリ選手権

最年少で優勝した勝山翔紀さん(左)と審査員の平山太朗氏【写真:パーソル パ・リーグTV】
最年少で優勝した勝山翔紀さん(左)と審査員の平山太朗氏【写真:パーソル パ・リーグTV】

優勝に輝いた中学3年生の勝山さんはスタジアムグルメを網羅したアプリを

「パ・リーグ 学生ベースボールアプリ選手権-テクノロジーで野球をもっとおもしろく-」の本戦が9月28日に渋谷にて行われた。今イベントは、学生のアイデアとテクノロジーを掛け合わせ、野球の課題解決を目指すアプリコンテストでプロ野球パ・リーグ6球団と、パシフィックリーグマーケティング株式会社(PLM)、パーソルホールディングス株式会社 、パーソルイノベーション株式会社、「TECH PLAY(テック プレイ)」がともに開催した。

 当日は、個人・チーム混合の9組が7分間のプレゼンで、自作アプリの魅力をアピールし合った。ファンの応援動画対決をテーマとしたアプリは、文字通り野球ファン自らが応援の様子を撮影して投稿し、別のファンと得点を競うもの。応援風景のカラフルさや統一感、映ったファンの動きのユニークさ、選手へかける言葉のポジティブさをAIが判定して点数をつけるという。また、独立リーグの選手の地位向上を目指し、選手自身がファンクラブを運営して利益を得られるようにする一風変わったアプリも登場した。

 発表し終わった参加者に対し、審査員の方々はあたたかい労いの言葉をかけ、イベントは終始和やかな雰囲気で進行した。バーチャル空間でストライクゾーンを表示し、実際の野球の試合でストライク・ボールを判定できるアプリを搭載した「HoloLens(ホロレンズ)」を装着した参加者が登壇すると、会場は「未来が来た」と大いに湧いた。

動画から変化球の種類を選別するアプリで審査員の支持を得た奥山さん

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