田中将大、ツインズ打線を圧倒した“魔球”をヤ軍OB絶賛 「自由自在に操った」

6日のツインズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
6日のツインズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

6日のツインズとの地区シリーズ第2戦で5回1失点でポストシーズン通算4勝目を挙げた田中

■ヤンキース 8-2 ツインズ(地区シリーズ・日本時間6日・ニューヨーク)

 5日(日本時間6日)、本拠地ヤンキースタジアムでツインズとの地区シリーズ第2戦で5回3安打1失点と好投し、ポストシーズン(PS)通算4勝目を挙げた田中将大投手。大舞台で勝負強さを発揮する日本人右腕をヤ軍OBたちは相手打者を困惑させたスライダーを「自由自在に操っていた」と賛辞を送っている。

 スプリット、スライダーが冴え7奪三振の快投を見せ5回1失点でチームを勝利に導いた田中。ポストシーズンの通算防御率は1.54となり圧倒的な勝負強さが健在だったことを証明してみせた。

 田中の快投劇を地元テレビ局「YESネットワーク」も注目。ヤンキースOBのジョン・フラハティ氏は「タナカは素晴らしかったです。83球中16球しか直球を投げませんでした。明らかにそれがゲームプランで昨夜のパクストンに続きました。とてもパワフルな打線を抑えました」と、変化球主体の投球でツインズ打線を抑えたことを絶賛。

 さらにヤンキース、ダイヤモンドバックス、オリオールズなどで監督を務めたバック・ショーウォルター氏はスライダーの精度を絶賛し「あれほどストライクに投げられる投手は多くありません。ほぼ自由自在に操っていました。スライダーの制球が全てでした」と賛辞を送っていた。

 田中はこれでポストシーズンは通算6試合に登板し4勝2敗、防御率1.54。2009年以来、10年ぶりの世界一に向け必要不可欠な存在になっているのは間違いない。

(Full-Count編集部)

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