前田健太好投も…ド軍の敗因を米メディアが指摘 「監督の采配ミス」

ナショナルズ戦に3番手として登板したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ナショナルズ戦に3番手として登板したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

「CBSスポーツ」が指摘「なぜカーショーだったのか…」

■ナショナルズ 7-3 ドジャース(地区シリーズ・日本時間10日・ロサンゼルス)

 ドジャースは9日(日本時間10日)、ナショナルズとの地区シリーズ最終戦に延長10回3-7で敗れて2勝3敗となり、リーグ優勝決定シリーズ進出を逃した。米メディア「CBSスポーツ」はドジャースの“敗因”をリポート。デーブ・ロバーツ監督の「ブルペンの采配ミス」を挙げた。

 記事は「ドジャースはサイ・ヤング賞を3度受賞したクレイトン・カーショーが打たれるまで、勝利に6つのアウトに迫っていた」とし、「ジョー・ケリーは10回にアウトを取ることができずに満塁本塁打を打たれた。デーブ・ロバーツ監督は本当にブルペンの采配をミスし、敗戦した」と断じた。そして「救援投手ケンタ・マエダとケンリー・ジャンセンの安定したパフォーマンスを見た後では、更に明らかとなった」と強調した。

 別の記事では「デーブ・ロバーツの疑問視される動きとクレイトン・カーショーの不振により、ドジャースは敗戦」とのタイトルでリポート。カーショーが8回にレンドンとソトに連続本塁打を浴びた場面に触れ、「ポストシーズンで不調のカーショーは、ケンタ・マエダと交代した。マエダは次の3人の打者をスライダーで抑えた。どれほど彼が好調だったかを考えれば、なぜ(8回の)最初から右腕をレンドンと対戦させなかったのか疑問に思う」とロバーツ監督の選手起用を批判した。

 勝利まであとアウト6つまで迫りながらも、大一番をモノにできなかったドジャース。88年以来のワールドチャンピオン獲得という目標はまたしても果たせなかった。

(Full-Count編集部)

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