田中将大の快記録の数々 PSデビューから7試合連続2失点以下は史上初

敵地でのリーグ優勝決定シリーズ初戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
敵地でのリーグ優勝決定シリーズ初戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

PS4試合連続3安打&1失点以下はオドム以来史上2人目、6回18人斬りは球団史上4人目

■ヤンキース 7-0 アストロズ(優勝決定シリーズ・日本時間13日・ヒューストン)

 ヤンキースの田中将大投手は12日(日本時間13日)、敵地で行われているアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に先発し、6回1安打無失点4奪三振1四球と快投。ポストシーズン(PS)通算5勝目を挙げた。チームは7-0で先勝し、10年ぶりのワールドシリーズ進出へ好スタートを切った。

 まさにミスター・オクトーバーだ。ポストシーズン通算防御率は1.32。7試合以上に登板した投手ではドジャースのサンディー・コーファックス(防御率0.95)、ニューヨーク・ジャイアンツのクリスティ・マシューソン(防御率1.06)に次いで歴代3位だ。

 PSデビューから7試合連続で2失点以下。MLB公式サイトでリポーターを務めるマット・ケリー氏によると、登板前まで6試合連続でサンディ・コーファックスに並んでいたが、史上初となった。また、ヤンキース投手で6回を打者18人で終えたのは1956年ワールドシリーズのドン・ラーセン、98年デビッド・ウェルズ、97年デビット・コーンに次いで4人目。3投手とも完全試合を達成しており、“完全試合級”の投球と言えそうだ。

 さらに、ポストシーズンでは17年10月18日のアストロズとのリーグ優勝決定シリーズから4試合連続で3安打以下&1失点以下。米メディア「ジ・アスレチック」のケーティ・シャープ記者によると、1972年ブルームーン・オドム(アスレチックス)以来2人目だ。

(Full-Count編集部)

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