鷹・工藤監督、古巣巨人と日本Sで「野球史に残る試合を」…優勝会見での一問一答

優勝会見に臨んだソフトバンク・柳田悠岐、工藤監督、今宮健太(左から)【写真:福谷佑介】
優勝会見に臨んだソフトバンク・柳田悠岐、工藤監督、今宮健太(左から)【写真:福谷佑介】

5安打3本塁打6打点の今宮は「人生で2度とないと思うくらい」

 3年連続で日本シリーズ進出を決めたソフトバンクは13日、都内のホテルで優勝会見を行った。工藤公康監督、選手会長の柳田悠岐外野手、この日5打数5安打3本塁打6打点でMVPに輝いた今宮健太内野手が出席し、喜びを語った。

 以下、会見の一問一答。

(工藤監督に)
――日本シリーズ進出を決めました。
選手たちを褒めてあげたい。ただ、台風による被害が大きかった中で野球をできる幸せを感じている。復旧、復興がなされることを願っています。

――シーズン2位からの戦いでした。
昨季の悔しい思いを持って、ペナントを取ろうと思ってやってきたんですけど、それが叶わず、2位で終わった。そのことを選手たちが悔しいという思いで戦ってくれた。僕自身も日本シリーズにいくんだという強い気持ちでいました。選手全員、コーチ、スタッフみんな同じ気持ちをもって戦ったからこそ選手たちが力を発揮できた。選手だけじゃなくみんなが強い気持ちをもってくれたことを誇りに思いますし、良かったなと思います。

――勝因は
これは選手が頑張ってくれたおかげだと思います。

――4試合で先制し、4試合全て2桁安打。
本当に初回から集中して、なんとか点を取るんだという気持ちが伝わってきた。どっちが主導権を握るかというのがあった中で、しっかりと1回から得点取れたというのは、戦う中で経験してきて先取点の重要性、勢いに乗っていくというのを分かった上で臨んでくれた。その結果が出た4試合じゃなかったかなと思います。

――監督の決断もあった。
これはどんな采配をしたとしても、選手が働きをしてくれない限り、いい采配と呼べるかどうかは分からない。決断は確かにありました。苦しい決断はありましたし、勝つために何を選択すればいいかというところは迷いなくやってきたつもりです。選手たちは途中で代えられるというのは悔しさもあったでしょうし、辛さもあった選手もいると思う。勝つために何をすべきか考え、決断をした結果、選手たちがその思いに報いてくれた、結果でしか選手に恩返しできることはないと思いましたので、選手たちはよくやってくれたと思いますし、苦しくて申し訳ないという気持ちで試合をやっていました。

――投手陣も西武打線相手を苦しめた。
常日頃から準備と伝えていますけど、それをやってくれたからこそこういう結果に繋がったと思う。マウンドに上がれば勇気も必要、割り切って投げることも大事。若い選手がそういうのを学んでいってくれたのが嬉しいですし、結果が伴ったというのも、大変だったと思いますけど、苦しい中で4試合戦ってくれたのは自信にしていいと思いますし、これからの野球人生に必ずプラスになると思っています。

選手会長の柳田は「ゲッツー打ちましたし、打点もゼロ。何もしていない」

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