DeNAが提携先の豪州Lキャンベラに阪口、大貫ら4選手派遣 昨季は今永らが渡豪

DeNA・阪口皓亮【写真:荒川祐史】
DeNA・阪口皓亮【写真:荒川祐史】

派遣選手は阪口、大貫、平田、笠井で11月中旬から

 DeNAは14日、戦略的パートナーシップを提携しているオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)のキャンベラ・キャバルリーに、阪口皓亮投手、大貫晋一投手、平田真吾投手、笠井崇正投手の4選手を派遣すると発表した。派遣期間は11月中旬から1月末までで、選手によって異なる。

 派遣選手のコメントは以下の通り。

阪口皓亮投手
「今シーズン通して制球に苦しむという課題が見つかり、改善するきっかけを掴む場になればと考えていたこと、またシーズンオフも打者との対戦を望んでいたので参加することを決めました。また昨年、「第2回WBSC U-23ワールドカップ」に参加した際、訪れたコロンビアで多文化に触れ人生の糧となる良い経験ができたので、また違った文化に触れることができればと思います」

大貫晋一投手
「慣れない環境で生活することで人間的にも大きく成長できるチャンスだと思い、今回のウインターリーグ参加を希望しました。今シーズンは先発として試合を作れなかったことが多く、スタミナ不足と左打者への投球が課題だと感じました。オーストラリアでは投げる体力をつけることと、ウイニングショットの精度を高めることを目標に練習や実戦で取り組みたいと思います」

平田真吾投手
「オフ期間中も実戦で打者との対戦を希望していたので、参加できることを嬉しく思います。外国人打者は積極的に振ってくるイメージがあるので、駆け引きや打ち取り方を習得できる貴重な機会にしたいです。また、海外の地で異文化に触れ、人間的にも成長できる場にしたいと思います」

笠井崇正投手
「慣れない環境に身を置くことで大変なこともあると思いますが、新鮮な気持ちで野球に向き合えると思い、今回ウインターリーグへの参加を希望しました。今シーズン課題として感じた、制球力と体力面のレベルアップを目指して日々取り組みたいと思います。オーストラリアでは可能な限り投げる機会を増やして打者と対戦し、実践から得られるリリーフとしての引き出しを増やしたいと思います」

 キャンベラ・キャバルリーも公式ツイッターで、「横浜DeNAベイスターズとの戦略的パートナーシップが2019-20シーズンも継続となると発表できることを嬉しく思います」とコメントを発表した。昨年は今永昇太投手、三上朋也投手、国吉佑樹投手、青柳昂樹外野手が派遣され、中でも今永は6試合で、4勝0敗、防御率0.51という圧倒的な成績を残していた。

(Full-Count編集部)

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