元猛牛戦士が、故金田正一氏との28年前の乱闘騒ぎを語る「彼は私の顔を蹴った」

乱闘騒ぎは「『伝説』となったのです。悪い意味での『伝説』です」

 金田監督への怒りの感情はその後も続いたという。「残りのシーズンでそのチーム(ロッテ)を相手に、私はホームランを7本打ちました。ホームランを打つたびに、(ダイヤモンドを)一周する際に三塁を回ったところで足を止めて、歩いてホームインしてあの監督を見て、彼に対して日本語で言葉を発したものでした」と振り返った。

 騒ぎの後は、日本のファンに「怖がられている」と感じたという。「原因はあの(乱闘の)映像ですね。私が日本でプレーしていた時は長髪で髭を生やしていました。それもあって『伝説』となったのです。悪い意味での『伝説』です」。

 あれから28年の年月が経っても、トレーバー氏は当時の状況を克明に覚えていた。日本での経験は忘れられないものになっているようだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY